温度とは何か

今回のニュートンでおもしろい記事がありました。

「温度とは何か」

 

別に専門じゃないんで詳しくないんですが、

とってもおもしろかったので、ついつい買って読んじゃいました。

 

温度が高い = 熱い

ではないということを理解。

 

 

温度が高いというのは、

粒子の運動のはげしさを指すようですね。

 

原子が固く結び付いているのが固体で、

温度が上昇すると原子の結びつきが弱くなり液体になる。

さらに温度が上がると原子が離散して気体になります。

 

もっと温度が上がると、

原子から電子が電離して、原子核と電子が分かれます。

 

このときの原子核を「イオン」と呼び、

電子とイオンが自由に飛び交う状態を「プラズマ」といいます。

 

 

粒子加速器というものを使えば、太陽よりもはるかに高い温度を

作り出すことができます。

 

太陽より温度が高いっていうと、

地球が溶けちゃうんじゃないの?って思うけど、

そこは大丈夫。

 

 

温度が高い = 熱い

訳ではないので、施設が溶けちゃうことはありません。

 

粒子レベルでの一瞬のできごとなので、

熱運動による温度を定義するのは難しいわけです。

イメージ的にはその温度に相当するエネルギーの衝突を再現できる

ということになるようですね。

 

核融合の実験用プラズマで、数億℃を再現できるというから驚きです。

 

もちづき