温暖化ビジネス

温暖化防止、CO2削減

誰もが耳にするキーワードですが、

本当に温暖化しているのか、

実のところまだはっきりしたところはわかっていません。

 

科学者の多くが地球が寒冷化の時期に入っている、

とする意見もあり、小氷河期が到来するという説もあります。

 

 

1年ほど前になりますが、

2009年2月2日の日経新聞朝刊の科学面に

『地球の気候 当面「寒冷化」』

という記事が掲載され、大きな反響をもたらしました。

 

CO2に温室効果があることは確かで、

「温暖化している」という見方を持つ人もいれば、

「いや、地球の気温は低下している」という人もいる。

 

実際に世界中の気温、海水温の変化を調査できない我々庶民にとっては、

「いったいどっちなの?」という混乱が生じます。

実のところ、私たちの見方はほとんどの場合、

メディアの情報を元に形成されているんですね。

 

 

 

さて、地球が温暖化しているのかどうか、

別の角度から考えてみましょう。

 

いま世界経済の中で「温暖化ビジネス」は巨額の富を動かしています。

CO2排出権、バイオ燃料など。

 

前述の通り、実際に温暖化しているのかどうかさえ

はっきりとした証拠を得られていないのに、

「温暖化ビジネス」だけが先行しています。

 

後進国は先進国のように石油による経済発展を願っていますが、

先進国(アメリカ)は

『いや石油を乱用されたら温暖化するから抑制してね』

と言って、石油使用の抑制をしようとしている。

 

 

確かに人口爆発している中国やインドなど、これまで後進国だった国々が

アメリカと同じ発展をしていったら石油なんてすぐに枯渇します。

 

アメリカからしたら自国経済発展のために石油は確保したい。

そのためには後進国の石油消費を抑制させなければいけないというのは

当然考えそうなことです。

 

そのために「温暖化」をネタに石油抑制をしてもおかしくないでしょうね。

それでCO2排出取引という新しいビジネスを確立したように見えます。

後進国のCO2排出枠をお金で買い取れば、石油消費を押さえ込めます。

 

しかも同時にCO2排出取引がCFDとなって巨大なビジネスを作り出す。

「温暖化問題」とは別のところで、

ビジネス話だけがどんどん広がっているのが現状です。

 

 

ちなみに温暖化している根拠として取り上げられるのが

IPCCという気象機関の発表する気温変化モデル。

 

このIPCCって何だ?って話しになりますが、

政府間機構ということで政治と密接に関連しています。

もちろんアメリカですけど。

 

となると、そもそもIPCCが公表するデータは本物なの?という

疑問が生じて来ますね。

 

温暖化の不明瞭さが残されたまま、

温暖化ビジネスだけが先行している現状を見ると、

「地球温暖化」というテーマが意図的な宣伝活動に思えてしまうんだけど。

 

 

アメリカのメディアなんて裏で全部操作されているんだし、

日本のメディアもアメリカにコントロールされているんだから、

知らないうちにプロパガンダに洗脳されていてもおかしくないですね。

 

「プロパガンダなんて今の時代ない」と考える方が不自然。

プロパガンダがなかった時代なんてありませんから・・。

 

 

ただ地球環境が壊滅的な状況にあるのは確かなことで、

一人一人が環境を意識するようになっていくのは

大変良いことだとは思います。

 

でもCO2の排出権とか言って、

要は「地球を破壊する権利」ってことでしょ?

そんな取引がされているようでは庶民の努力も虚しいものです。

 

 

おまけ:

バイオ燃料は穀物価格の高騰を引き起こしています。

バイオ燃料は賃金の安い後進国で作られ、輸出されます。

 

問題となるのはそれまで食糧を生産していた畑で

バイオ燃料が作られるようになったこと。

これによってその国の食糧自給率は下がり、

お金のない人たちは飢餓に苦しみ、死んでいきます。

 

人口爆発は大きな問題で、

もしこれが人口削減のために図られたことであるならば、

「エコ」の名の下に行なわれている邪悪でしょう。

 

きれいな言葉の裏には悪がある、

しかもその悪によって莫大な利益を稼ぐ人がいる。

これが人間の政治に隠された実態なんでしょうね。

 

もちづき